もう食べることはないかも知れない…
先日、父親から「いいものが入ったから実家に帰って来い」という
連絡を受けました。
普段、母親や妹弟から帰って来いといわれることはあるのですが、
父親自ら連絡をしてくることは殆ど無いので、この連絡は私の中で
AAAの重要度を持ちました。
一体何が手に入ったんだ!?
恐る恐る行けるけれど一体何が入ったのか、という旨の連絡すると
父親から帰ってきたメールには
「鮭児」
(リンク先は説明の為で、こちらで取扱った物が届いた訳ではありません)
の二文字が。
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・。(-_-)
お待ちになってください、お父様。
「いや~、送られてきたんだよーはっはっは」
じゃないっすよ。
どこのどなた様がこんなものを寄越すのですか!?(jДj)
いや待て、待つんだ。
冷静になれ俺。
常々わかっていたことじゃないか。
うちの親父殿は変わり者だって……
だから、だから決めたんじゃないか……
同じ会社勤めの生き方で親父殿みたいにはなれないから
芸の道に生きようって!(?)
なにはともあれ頂いたものは美味しく頂かないといけません。
ちうことで、もう私なんかじゃ一生食せないと思うこの特選素材を
食しに実家に帰りました。
希少なものからか、認定証がついてます。
これがついていないと偽者らしいです。
偽者対策に羅臼産であることを示す
バッチまでついているんですね~。
まずは「焼き」で食べてみました。
一口目で、目が覚める思いがしました。
すげぇ! 普段丸正で一パックいくらの鮭(サーモン?)
買って食べているのとは訳が違う!
グルメ家とか評論家じゃないので上手く言えないのですが、
どっちの料理ショーで関口さんや三宅さんが「おほほほほ」と
思わず笑ってしまう感覚がわかりました。
笑うしかありません。
なんかもう、普通の鮭と同じで捕らえたら頭の中がおかしく
なりそうなので、私の中で勝手にこの鮭児は鮭の部類から
外すことにしました。
そう、これは「鮭児」っていう別の食べ物なんだ。
よし、次。
ちょっとなみだ目になりつつ、次の料理に手を伸ばします。
ルイベ(凍った刺身)
舌の上に乗せると、体温でゆっくり解凍されていき、
いつの間にか身そのものも溶けてしまう感じがします。
本当に…なんというか、私の頭の中の消しゴムで
この辺の情報を消しておかないとなんか悪い癖が
ついてしまいそうで恐いです。
嗚呼……( ̄▽ ̄)
そんな夢心地で食事を終え帰宅しました。
追記:
食後に、
「こういう食べ物があるということを知っておくことは、たとえ
もう食べる機会がないとしてもとても大事なことだ」
と、親父殿に言われました。
(そのほかにも久々にたくさんの話をしましたが)
ただ目の前に出された料理に振り回されていた私なんかとは
やっぱり親父殿は違うな、と痛感させられました。

